5歳からヴァイオリンを久保田良作氏のもとで始め、1975年より江藤俊哉氏に師事。1980年桐朋学園大学卒業。同年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで日本人初の優勝を飾る。以来ベルリン・フィル、ロンドン響、シカゴ響、クラウディオ・アバド、小澤征爾、サイモン・ラトルなど世界一流のオーケストラ、指揮者との共演を重ねている。

世界中の音楽祭に数多く招かれ、その中にはアメリカのマールボロ音楽祭、クレーメルの主宰するロッケンハウス音楽祭、ルガーノアルゲリッチ音楽祭(スイス)、フランダース音楽祭(ベルギー)などがある。室内楽にも熱心に取り組んでおり、これまでにルドルフ・ゼルキン、アルゲリッチ、ルイサダ、クレーメル、マイスキー、今井信子、メネセス、ナイディックなどと共演している。

日本では、「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集」「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏」「J.S.バッハ/ブラームスプロジェクト全6回」など多くのプロジェクトに取り組む。2016年秋には、シェレンベルガー指揮カメラータ・ザルツブルクとモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲演奏会を東京で開催し、絶賛を浴びる。また、2011年東日本大震災に対し、微力ながら手助けになる事を願って、毎年ブリュッセルに於いて「復興コンサート」を行なっている。

レコーディング活動も活発で、オクタヴィア・レコードより「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲集」に続き、最新版となる「ブルッフ&ブラームス」(協奏曲)を2017年1月にリリース。その他には、ニース響とのラロ:ヴァイオリン協奏曲集、シャンドール・ヴェーグ指揮カメラータ・ザルツブルグとのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集などがある。

ブリュッセル王立音楽院とマストリヒト音楽大学で後進の指導に当たっているほか、国際コンクールの審査員に招かれることも多く、今までに仙台国際をはじめエリザベート王妃、インデイアナポリス、モントリオール、ティボールヴァルガジュニア等の審査をしており2016年より仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門の審査委員長に就任。

マスタークラスは石川音楽アカデミー、2008年から2012年にはフランス、クルシュベルにて、2013年から2017年までイタリアのカメラータピチュナに於いて。2014年からはイギリスのケンブリッジ、トリニティカレッジの夏期講習、2018年からはフランスのエクサンプロヴァンスで指導にあたる。

2020年からは和歌山加太での開催を企画している。

2010年には「みらいへの贈り物」テレビ出演、NTT出版「モルトカンタービレ」2015年7月には、春秋社より「ヴァイオリニストの領分」を刊行。

使用楽器は、ヨゼフ・グァルネリ・デル・ジェス(1741年製)。

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Argerich horigome violin piano
Bartholomeus Henri Van de Velde Yuzuko Horigome Mischa Maisky
yuzuko horigome gidon kremer
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